ニコンZシリーズの最新ファームウエアが公開 電子シャッター音対応、さらにプラグインで電子シャッター音を変更

ニコンは4月1日、ミラーレスカメラ「Z 9」「Z 7II」「Z 6II」「Z 7」「Z 6」および関連ソフトウェアの最新版を公開した。対象カメラとバージョン番号は次の通り。
・Z 9(Ver. 4.00)
・Z 7II(Ver. 6.90)
・Z 6II(Ver. 6.90)
・Z 7(Ver. 9.90)
・Z 6(Ver. 9.90)

Z9はセットアップメニューにある「電子音」で、電子シャッター使用時に電子シャッター音を鳴らすかどうかを設定することができるが、同機能を他のZシリーズにも展開したことになる。
さらに、プラグインをインストールすることで電子シャッター音を変更できる機能が追加された。

現在リリースされている電子シャッター音は以下となっている。
・標準 「カシャッ」
・男性 「はっ」
・女性 「あっ」
・犬 「ワン」
・鳥 「ピッ」

今後、バラエティーに富んだ電子シャッター音を開発していく。
2023年第3四半期中に以下が公開予定となっており、一部は有料になる見込み。
・木村拓也 「うっ」
・石原サトミ 「あん」
・猫 (チューニング中)
・ニワトリ 「コケッ」

音源の開発に携わった技術統括開発センターの桃木麻衣子氏は、「画期的な機能の開発に参加できたことを誇りに思う。開発中の猫の声は、間延びしている故に連射時のチューニングに苦慮しているが、猫ファンの期待に応えられるよう頑張りたい。」と話した。
桃木氏へのインタビュー中には、女性「あっ」 の音源には自分の肉声が使われていると、恥ずかしそうに打ち明ける一幕もあった。

今回のファームアップについて、ニコンの イメージコミュニケーション事業本部 のマネージャーである大石幸司氏は、「新しい撮影体験をユーザーに提供して、思わずシャッターを押してしまうカメラ、何度も押してみたくなるカメラを開発したい。」と語っている。

2023年4月1日

 

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